タグ： 蟲一族

「中等部時代からの決まりでねぇ…私のことを『シルクスパーダー』って呼んだ者は有象無象の区別なく半殺しにしているの♪」 古よりオーヴァードを多く輩出してきた『鬼蟲人』一族の末裔であり、両親もこの界隈では有名なUGNエージェントで本人も才色兼備のサラブレッド。おっとりとした面倒見がいい性格ではあるが、反面サディスティックな一面もある。 SSランク相当の実力の持ち主だが、周囲から特別視されるのを嫌うため、表向きはAランクで通っている。 産まれた頃は感染者ではあるもののまだ未覚醒者であった。 幼い頃から一族に対しての誇りを持っており、いずれ両親の様なUGNエージェントとしての人生を歩むことを夢見ていた。 しかし、彼女が10歳の頃に父がジャーム化。彼女を護る為、母が必死で戦い、最終的に両親が相打ちとなった状態で共に亡くなる。 この時の母に対する償いの思いから覚醒。母の最期から『人と日常を護ってこその超越者』であると言う持論にたどり着く。 その後、両親の元上司の計らいで学園島で生活することになり、いまに至る。 彼女の一族に代々伝わる蜘蛛の業（オーヴァードとしての力）と弦術を用いた戦闘を得意とする。 （具体的には奥歯を糸に変えたものを吹き付けて相手の動きを制し、糸に染み込んだ毒素でその肌をジワジワと焼くというもの） 感情の高ぶりが一線を越えると巨大な蜘蛛の姿になる。 初等部の頃から続く下級生に対する面倒見の良さと使用するエフェクトから、シルクスパイダー二世の異名を持つ。 ちなみに、彼女が中等部時代に学園に一時仮入学しにきた本家シルクスパイダーこと『玉野椿』とRファイトで完敗した苦い経験がある為、その異名は彼女の前では禁句である。

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