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都内の学校でスクールカウンセラーを勤める26歳大卒女性。 困っている人を放っておけない性質で、少しおせっかいな節がある。 共感性が高く、患者の話を聞いて涙を流すこともしばしば。 しかし思考回路が脳筋のため、色々考えようとするとパンクしがち。 ミーハーで、有名人がいると知らない人でもサインを貰おうとする。 【経験シナリオ】 ・死者の願い 仕事の研修のために北海道の地へ向かったものの、飛行機が到着する頃にはすっかり夜が更けていた。 初めての土地に心細さ、ついでにお腹も空いている。見渡せばおあつらえ向きにおでんの屋台が開いていた。 嬉しさにすぐさま暖簾をくぐれば先客が。 古物鑑定士に農家の女子高生、そしておでん屋の大将と濃い面子であった。 美味しいおでんとお酒も入り、気持ちよく会話を楽しんでいると新しいお客さんがやってくる。 顔色が悪く物静かなその男性はどうやら人を探しているらしい。 困っている人を放ってはおけません！ 勢いで連絡先を交換し、その場はお開きとなった。 スマホに刻まれた電話番号。そう、これが全ての始まり。 ・ロッカー なんだか今日は、ずっと頭が痛いです。 仕事をなんとか終わらせ、帰路につく途中。少しでも痛みを癒そうとこめかみを揉む。しかし痛みは治るどころか、むしろどんどん酷くなっていった。 深く、鋭く、穿つようなその刺激にとうとう耐えきれず、意識が朦朧となる。 ……ハッと気がつくと、そこは帰り道ではなかった。見たこともない一面真っ白な部屋にロッカーがずらりと並んでいる。 どこなんですか、ここぉ！？ 驚きにキョロキョロと周囲を見渡せば、とても美人な女性と真面目そうな男性の姿が目に入る。 男性の方はともかく、女性の方……まさかタレントの！！もしかしてこれはドッキリなんでしょうか！？ ドキドキとはやる胸を押さえ、思わず彼女らに話しかけた。 あれだけ酷い頭痛がすっかり消えていることにも気付かずに。

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