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「私は・・・私の大事なもののために・・・」 私は幼少期「悪魔の子」と蔑まれていたのだ、幼少のころからレネゲイドウィルスに侵され、オーヴァートと呼ばれる存在であった私、そんな私を拾ってくださったのがＦＨだった、私はＦＨのためならなんだってした、頭が痛くなるような勉強も、友達を殺すことも、飢え、暑さ寒さに耐える、 人体実験された時もあった、其れでもなお「私の存在意義のために」と言い聞かせて我慢してきたのだ そんな従順な私を見てとても気に入ってくださった方がいた、私はその人に引き取られ、私は彼を女王様とお呼びした 私は女王様を守るためにご主人様のために一所懸命働いた、女王様の立場を守るために影になり光になり働いた 女王様は私が泣いていては慰め、一緒にお料理をしたり、私を支えてくださったのだ そんな女王様をＦＨが狙ったのだ、なんでも「賢者の石」の適合者の可能性があると研究セルが徴収したのだ、私は必死に反対した、必死に彼らに抗い彼らを何人も殺した、しかしすきをついて女王様はさらわれてしまう、 私は泣いた、泣いて泣いて泣いて泣き続けた、研究セルの徴収を妨害したとして牢に閉じ込められたことすらどうでもよかった・・・ でも、私はあきらめたくないって思った、牢屋から脱獄し、町に身を隠しながら潜伏、大事な女王様を取り戻す機会をうかがい続けてる 「私の大事な人を取り戻すのが私の償いです」 ちなみに牢の中には日常の代行者が代わりに閉じ込められてる　女王様の本名はジル

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