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31歳のとき、彼の書いた論文がソヴィエト政府の目に留まり、秘密国家プロジェクト「強化兵士量産計画」が発足。以後13年の歳月をかけ、試作品「Исследование наркотиков」が完成。最初の実験体として、自らが志願し服用する。この薬の効果は実用に耐えうるものであったが、副作用として多大なる精神力の喪失が確認される。精神力が喪失した状態での実地実験を行ったところ、多数の兵士が発狂。三人の研究者の犠牲を出す結果となった。このことを受け、ソ連軍は薬の実践投入を見送り、「強化兵士量産計画」は永久凍結となった。 しかし、ソヴィエトが崩壊しロシアとなったとき、この研究は再び日の目を見ることとなった。ロシア軍はソヴィエト軍の失敗を受け、既存の人間の強化ではなく、より優秀な遺伝子を持つ人類を人工的に「製造」する「新人類創造計画」を発足。レフはそのプロジェクトリーダーを務めることになる。 研究中、モスクワ大学に留学しに来た如月　葵と恋に落ち、そのまま結婚。 彼の息子であるイリアはその技術を使い誕生したデザインチャイルドであり、現在は17歳という若さで大学助教授になっている。

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