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　体内に蜂を飼っているいたいけな女性。幼い頃にスズメバチに刺された記憶があり、その頃は虫が嫌いだったのだが、中学生になったとき、二度目のスズメバチに刺される経験をする。当然アナフィラキシーショックを起こし、病院に搬送されるのだが、その時妙な興奮と快感を覚えたのだった。それ以来、興奮目当てで蜂に刺されては病院に運ばれるという生活が続く。そんなある日、科学者の新しい解毒薬の臨床試験に応募した彼女は、試験途中に麻酔にかけられてしまう。誘拐事件の勃発である。次に目が覚めた時、彼女は手のひらと体に違和感を覚えた。手のひらには一目でそれとわかる穴が開いていた。これはどうやらミイデラゴミムシの特徴を生かしたものらしく、なかなか使い勝手が良かった。体内については、病院に行くとどうやら蜂の巣が5つも体内に移植されていたらしく、撤去の是非を問われたが結局撤去せず、今に至る。彼女は体内に5種類の蜂の巣があるので、蜂の巣駆除と称しては破壊した巣のスズメバチの種類ごとにフェロモンを用いて体内の巣に招き入れ、仲間を増やしている。体内を刺されることに興奮を覚え、時々言動がおかしくなるが、流石にまずいと思ったときは解毒薬を自ら注射している。 　体内に虫を飼っている都合上、体温を高く保っていなければならないが、改造の際、チロキシン分泌量を増やされたのみで調整されなかったのか非常に代謝が良い。(とはいえ病気とは言えない)どれくらいかというと、バスケットボールを5分全力でやると汗が着ている服から地面に滴り落ちる程度。このため運動能力はともかくスポーツはほぼできない。このような体質のため、脱水症状を起こしやすく、スポーツドリンクは携帯している。普通に生活していても発汗が非常に激しいため、常に薄着(肌の80%は露出している)。それどころかほとんど何も着ていない時もある。本人いわく、どうせ行動したら汗で服がびしょ濡れ(服を搾ったら汗が出てくるくらい)になるため、薄いほうがいいとの事。その薄い服で真冬に少し行動しただけで露出している部分から汗を滴らせている。なお蜂の駆除業者であるため、防護服を着る必要があるが、防護服の下にまともに服を着たら汗で駆除どころではなくなるので、下には何も着ずに駆除を行っている。(これでも防護服をびしょ濡れにする程度には汗をかくが)蜂の回収にも都合いいから、と言い張っているが、本当のところは暑いからなのか、気持ちいいからなのか、それとも両方なのか、それはわからない。 これだけ汗をかくと髪のケアが大変そうだが、事実少し動くだけで髪もびしょ濡れになってしまうので(真面目に動くとプールに入った状態みたくなる)外出後のシャワーは欠かさない。(風呂は暑すぎるのと虫に悪いため入らない) このように特異な生活を送っているが、本人は至って明るい。

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