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遥か昔に祖国を追われた八の士族があり、その一つの末裔。 祖国そして散り散りになった士族を探している。 祖国は伝承にのみ存在する架空のものではないかと思いつつ、一縷の期待を捨てきれずにいる。 士族の者は特徴的な瞳を有しており、青と緑の渦巻き模様になっている。 祖国の伝承は曖昧であり、どこか遥か遠い土地としか伝わっていない。 そこは金色の平野が広がり、美しく大人しい獣達が草を食む平和な場所だったとされている。 祖国を去ることになった原因については、大きな災厄があったとしか語られていない。 その災厄がいつ起きたのかも、遥か昔としか語られていない。 クリアシナリオ： 「雨の生まれる場所」 士族の関係する遺跡があると聞いてやってきた街で、魔術にやたら詳しい女の子とガードに出会った。 田舎娘なのに時々妙に大人びた振る舞いだったり、ガードは妙に世間知らずだったり変な二人組だ。 遺跡は噂通り士族の者が昔に建造したものらしく、雨の竜を祀る祭壇の様だった。 まさか子供の頃に聞いた唄が祭祀の手順を伝えるものだったとは。 祭祀により再び湿原が浄化されて雨の竜たちも天へ帰ったようだ。 しかしかつて数百年以上も必要とされなかった浄化の儀式が再び必要になったのは何故なのだろう。 そして士族の者でもないあの少女、リンネがあの儀式を扱えたのは何故なのだろう。 無事に調査は終えたけれど、色々と気に掛かる事は残った。

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