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中性的な風貌の雑誌記者。 人当たりはとても良く、ウェーイ系なノリも粛々とした場もOK。ただあまり他人を信用していないのか人脈は多くても友人は少ない。清く正しいマスゴミ。 顔が綺麗な分余計に腹立つ。 そこそこ名の売れた両親の間に産まれた息子。両親は ｢優秀な自分達の間に産まれた息子に欠陥などある訳が無い｣と信じて疑わなかったが、当の息子はといえば確かに頭は良かったが、笑いも泣きもしないロボットのような不気味な子供であった。 周囲からはありもしない噂が立ち白い目で見られ、そのうち両親はこんな息子に育てたのはお前のせいだと日々お互いを激しく非難し嫌悪する。 そんな中でも表情一つ変えない息子に恐怖を覚え…周囲の目も耐えきれなくなり気の狂った父親がとうとう一家心中を図ってしまう。 あまりの騒音と悲鳴を不審に思った近隣住民が早期に通報した為、警察やら消防が到着した頃には家から火の手が上がっていたが辛うじて息子は救出された。 救出された息子の口元は、歪な弧を描いていたそうな。 生と死の狭間で人の本心を目の当たりにした玲央は甘美な胸の高鳴りを覚えていた。 人にはこんなにも強烈なものが隠されている。もっと知りたい。秘密をこの手で暴いてみたい。 心の中は輝きに満ちていた。空も飛べそうな、晴れやかな気分だった。 表情は相変わらず歪な笑みだったけれども。 ……… 記者を目指したのは自分がよく見た｢真実()を追う者｣がそれだったから。 警察でもよかったかなとか思った事もあるが、彼が一番興味があるのは｢人の醜い裏の顔｣であって犯罪心理ではないので現状は満足している模様。 その場の空気に相応な反応を示すのはより相手を知りたいが為に身につけた処世術であり、造った表情である。 実際の感情がどうかは関係なく、玲央は相手に良い印象をもたれるように記憶した表情プリセットの中から選択していく。 本人は自分の感情が人並み以下な事を理解していないし、それがおかしい事だとは微塵も思っていない。 破綻を正しく理解出来ていない。 (他PCとの関わり) ・数年前、背中に異物感を感じ病院へ行き予感通り遺物が入りっぱなしなのが発覚、大学病院にいた倉野 響に摘出してもらう。 綺麗に縫い合わせて貰ったので感謝しており、倉野の開業後はなにかしらやらかす度に通っている模様。かかりつけ医。 ・武道家の黒い噂を嗅ぎつけ接触した結果、意気投合しエミリアに武術の稽古をつけてもらうことに。お師さん。

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