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■遭遇■ ニョグタ 炎の精 深き者 ■魔術■ ・炎の精の召喚/従属 MPは任意、1コストにつき成功率が10％上昇 呪文をかける度1D3の正気度ロール 触媒に火が必要 ■過去■ これは翔子が16歳の頃の話だ。 当時、翔子の両親は”共通の友人が火事で亡くなった”と聞き、葬儀へ出席することとなった。 しかし、当時7歳の妹に出席は早いという親の判断により、翔子は妹と留守番をすることとなる。 その頃、この町では火事が相次いで発生しており、警察の見解では何者かによる放火だという判断だった。 実際、放火犯は存在し、実は両親の友人の死因はその放火で発生した火災による窒息死である。 また、放火犯は次のターゲットが姉妹が留守をしていた家であった。 火は放たれ、翔子は火災に気付くも、降ってきた瓦礫から妹を庇ったが、両足を瓦礫に挟まれることに。 動けない彼女は痛みに耐えながら、残った力を振り絞り、大声を上げる。 そして、遠のく意識の中、ただ妹の無事を祈った。 ある日、彼女が目を覚ますと、病院のベッドの上だった。 近くには母と医者らしき人が居た。足だが、大きな痕はあるにしろ、何故か完治していた。 母にあの後の話を聞くと、何故か驚いた顔をされ、衝撃的な話を聞かされることになる。 それは、自分があの日から4年も眠っていたこと、大火傷と複雑骨折により足が使い物にならなくなっていること、 なりより、その間に家族の関係がバラバラになってしまったことである。 その後、母と一緒に暮らすも、その母は亡くなってしまう。 独りになった彼女は、ついに妹を探すことを決心する。 そして、26歳にして、香川県のとある町で、16歳になった妹と再会することとなる。

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