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「僕が書いたんだから当たり前だろ」 傲岸不遜で基本人当たりの悪い作家。礼と謝罪ができないタイプ。 デビューしたては『天才高校生小説家』などと囃し立てられ増版は勿論映画化や本人のメディア露出も多く話題になっていたが、徐々に低迷しあれから時が経った今では鳴かず飛ばずでめっきり名が地に落ちている。メディア露出が多かったからなのか、ネットでも「作品がどうのこうのより人格が気に食わない」「ネコかぶってんのバレバレww」「文も内容も平凡だよな。顔で売ってんの？」「最近見ないけどこの方が妥当だよね」といった評価が目立つ。 当人も、伸び悩んでいることに気がついている。 自分よりも後に作品を出版した人間が自分よりも多くのヒット作を生み出す。僕ならもっと面白いものが書けるのに、という焦燥がより一層首を絞めて面白みのない文章しか書けなくなる。 スランプなのだろうとは薄々気付いているが、認めてしまうのも癪で無理にでも文字を書いている。 ◉現代サプリ準拠 ○職業 作家(職業ポイント：EDU×20) 特記：作品の得意分野（→小説ジャンル的に《オカルト》）としている技能に+10%のボーナス。　 ○特徴 ・5-9〔ド根性〕根性がある。あらゆる抵抗表を使用したロールで、成功する範囲に+5%。 ・2-3〔親の七光り〕名家の出身、または親が有名人かも知れない。<信用>に+20%。 ◉ハウスルール参考 ・成人した日本人探索者であれば《英語》を[EDU×2]%初期値で持つことにする。 ▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓ ◆作品リスト 1.『悲喜劇』 ある三人家族のそれぞれの日常を描いたホラー作品。 父の日常は恐怖だ。ある日飲みすぎた帰り道、目に入った赤い女。あの日からだった。深夜0時にかかってくる非通知の連絡。すりガラスの向こうの赤い人影。止まない頭痛。不幸な日常となった毎日から脱却するため、同僚の怪しい誘いに乗る……。 母の日常は変化だ。夫の不倫が気になっている。どうにも、深夜に連絡をとっているようだ。それに出歩いている。憤った彼女は後を着けていく。どんどんと路地を抜けて。そして、どこか奇妙な町へ出た。自身が住んでいた場所と変わらないはずなのに、何かおかしい。帰ろうにも、ここは自身の住む町なのだからどこへ帰れと？変わってしまった日常の中、何を思うのか。 息子の日常は奇妙だ。家の縁の下からは祖母が彼を見て笑っている。登校途中の墓地からはいつも地中に寝ているみんながわざわざ片手を出して見送ってくれる。授業中はいつも母が喚き散らしながら窓を叩いている。そんな奇妙な日常を生きる彼が、学校の同級生に告白されたことから始まる。彼女と自身の家で遊ぼう、と家に連れて行くのだがそこで……。 ……娘の日常は異常だ。ちゃぶ台の上に、自分の食事は並ばない。玄関に靴はない。見えないのだ。誰にも。忘れられたのだ。誰にも。 全ての異なる「家族の日常」達が収束し、誰も知りえない結末へと向かう。 2.『影法師』 都市伝説系ホラー。 3.『夜に濡れた手記』 4.『蠱蟲回路』 ――頭の中に住む蟲の噂を知っているかい？　友達の友達から聞いた話。 大学生のオカルト研究会で起きた、好奇心からの悲劇。 グロテスクな描写が多く、人を選ぶ内容。 5.『沈む手記』 6.『帰らずの手記』 7.『前略、墓場から』 日常に落ちたふとした死と生の狭間を描いたホラー短編集。 小学生、日向光が学校で授業を受けているとぼそぼそと話し声が聞こえる。一番後ろの席だった光はそちらを見ても何もいないのに……といつも首を捻っていた。ある日、その方向に何があったかを何気なく考えているとどうやらあちらには墓地があったなとふと思い出す。あまり家に帰りたくなかった光は、確認程度に墓地へと向かった――表題作「前略、墓場から」他七編を収録しているほの暗い雰囲気の一冊。 8.『足引き通り』 「夕方、神山商店街跡地を通るとずるずると足を引きずる音が聞こえる」 くだらない噂を集めるのを趣味としていた小町葵は、そういったオカルト話も手に入れる機会が多かった。丁度明日は休みだ、調べてみようか……？そう思い立つと友人である木山弥勒を誘い、件の神山商店街跡地へと足を運ぶ。しかしその道中片足を怪我してしまう。そこからだった。全ての歯車が狂ったのは……。 9.『夕闇団地』 団地にまつわる怪談が綴られた一冊。 ▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓ ※経験シナリオ 【旅館の捕食者】SAN+8 ▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓

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