タグ： 這いよる霧島

「人生には驚きが必要なのさ。予想し得る出来事だけじゃあ、心が先に死んでいく。」 UGNの支部長を務めている人物。 表の職業はお笑い芸人であり、本名そのままに活動している。職業からかいつも鼻眼鏡をつけている。 特技はサプライズと体を張った芸。どんな場面でも笑いを絶やさないためにお茶の間でも人気だ。 UGN支部長としてもフレンドリーな態度と、後輩や部下に親身になることから立場を超えて友人が多い。 一見悩みが無いように見えるので付き合っていても負担が無いのも長所だ。 ＜詳細＞ 物心ついた時にはオーヴァードという理由で捨てられていたために家族はおらず、孤児院で育てられてきた生まれながらのオーヴァード。 小学生の頃に野犬の群れに襲われようとした友人を助けようと能力を使用したところ、野犬よりも戦う本人の姿に恐怖を抱かれ「君は笑っていないと人殺しの顔だ。いつその力で殺されるかわからないから二度と近づかないでくれ」と言われ、それが一生彼にトラウマを抱えさせることになる。 それ以来彼は笑っていないと他者に恐怖感を与える＝常に笑顔でいなければならないという強迫観念に囚われるようになり、今日になるまで日常でも任務時でも戦闘時でも笑顔を絶やしたことはない。 彼の願いは自身に纏わりつく恐怖の匂いと孤独を自身の言動によって振り払い、自身のように無理に笑顔を作る必要が無いように、全ての人が自然に笑えるような世界をパフォーマンスによって作り出すことである。 後輩や部下に親身なのはもし自身のような悩みを抱えていた時に、相談したり気を紛らわせたりして楽になってもらいたいからである。 コードネームの摩訶鉢特摩とは意訳で「大紅蓮地獄」とも呼ばれる八寒地獄の第八。ここに落ちた者は、紅蓮地獄を超える寒さにより体が折れ裂けて流血し、紅色の蓮の花に似るという。 【シナリオ：Crumble Days】 バス転覆事故で生き残った遠野裕介、そしてそれを調査するUGNチルドレン黒木風音と共にN市のFHの陰謀を止めに行く。 その中で他者を見返したいあまりにオーヴァードとして覚醒しジャーム化した矢神秀人を見て日常を失うことの恐ろしさに気づく。 矢神秀人、春日恭二との戦いに勝ち、事件解決後に再び新しくできた後輩たちの見守りにつき、日常に帰っていった。

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