タグ： Waking of key

アバター：ルーミア　ＰＬ：Ryo あんじょう まゆ 人が持つ“闇”への恐怖心を核にしたレネゲイドビーイング。 “闇”への恐怖心とは“目に見えない何か恐ろしいもの”に対するものであり、一定のイメージがあるわけではない。 しかし、レネゲイドウイルスによって自我を持つと、“闇”は自らを恐れる人間を理解したいと願うようになる（覚醒：探求）。 そこで、人間とのコミュニケーションが可能な形を取ったのが彼女である。その際、幼い子供の姿の方が警戒されないと考えて、今の姿になった。 人間の社会にもぐりこみ、理解を深めるために各地を転々とする。 しかし、彼女の存在の基盤である“闇”への恐怖心は、いつしか人工の光によって消えようとし居た。そのため、自らの存在を保つために人に恐怖してもらう必要が生じてきた。 そこで彼女は、自らの能力で人間に恐怖心を呼び起こすようになる。いわゆる心霊現象の一部は彼女が引き起こしたものである。 そんな彼女に対して、UGNが接触してきたことがあった。 交渉の結果、レネゲイドに関する研究に協力することになる。そこでテレーズ・ブルムと知り合う。 更に、研究後もUGNに協力する場合は、UGNに敵対する人間の恐怖心を糧にするは見逃すという取引がなされる。 それ以降は、人間への理解を深めるための旅を続けつつ、時たまUGNに協力しては人の恐怖心を呼び起こしている。 影から影、闇から闇に移動し、攻撃する時には敵の影から黒い光の帯が触手のように巻きついたり刺し貫いたりする。 そして流れた血を影が吸収し、敵の恐怖心を糧とする。 闇を作りだしたり、影を介して遠くを知ることもできる。 最近では少女の姿で昼間出歩くと見咎められることが多いので、外見を偽ることもできるようにした。 人間の理解のための姿なので、表向きの性格は友好的で好奇心旺盛。 しかし、本来の“闇”としての一面も持つ。 UGNに協力した際に、FHのリエゾンロード、闇条晃四郎と交戦した経験がある。 そこで大敗を喫したことで、戦い方を真似るようになった。 自分を倒した闇条晃四郎の恐怖心を食べたいと強く思うようになり、彼を探しつつ、力を高めようとしている。 名字を闇条と名乗っているのは執着心の現れである。 （ワーディングを張って）「あなたは食べても良い人類？」 （人の恐怖心を呼び起こして）「……美味しいっ」 （人間への理解が深まって）「そーなのかー」 「聖者は十字架に磔られました。……昔も今も、人間は変わらないのね」 「不思議、不思議。あなたはどうしてそう決断したのかしら。彼のため？　それとも自分のため？　……ねえ、教えてくれる？」 ############################### 逃げていた。あらゆる人間の恐怖の源、闇の体現たるこの私が。たった一人の男から。 「――はん、ガキの遊びだな」（緑川さんの声で いつの間に！？ 咄嗟に目の前に現れた男に闇を放つ。 あたる直前、男はパチン、と指を鳴らした。 その瞬間、闇は黒い風に呆気なくかきけされた。 そのまま黒い風に吹き飛ばされる。 体の末端が消滅していた。 「…………ひっ」 怖い。――怖い？　人の恐怖から生まれた、この私が？ しかし、その感情を止めることはできなかった。 「鬼ごっこは終わりだ。盗んだ資料を出しな」 「…………！」 断ることはできない。 ＵＧＮにちょっと協力するだけのはずが、なんでこんなことに。 「ブツは確保した。後は……」 男の視線が私を捉える。逃げられない、直感する。 その時―― 「やめろ！」 割り込む少年が一人。ＵＧＮのブレイクエンド、だったか。 「ちっ。まあいい、目的は果たした」 少年が現れる頃には、その男は消えていた。 「大丈夫かい？」 そう聞かれるが、耳に入らない。 眼に焼きついた彼の姿。 それが闇条晃士朗との出会いだった――。 ############################### PC5：闇条真唯用ハンドアウト ロイス：恐慌に陥る人々 関係：任意/任意 そもそも、君は影への恐怖を糧としている存在である。 今日もいつものようにそういったことを敢行しているのだが… …どうも、いつも以上にニンゲン達は恐怖している。 むしろ、恐怖の果てに―化け物（ジャーム）と化す者もいる。 無論君自身ここまでの恐怖を煽れるような自覚はない。 ―そう、何者かの意図的な"お膳立て"を感じるのだ。

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