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「世界は多くの人が考えるより単純に出来ている。とどのつまりはお金が大好きなのさ」――“バジリスク”アルマス･ルツァーリ ブランド物のスーツに身を包んだビジネスマン風の男性。 常に仮面のような笑みを浮かべており、緊張感に欠ける。 ロシアを中心に活動する宝石商であり、近年急成長を遂げた宝石会社『クリシュナ』の社長。 享楽主義者であり興味の向いた方へフラフラと足を運ぶ悪癖がある。 好物はトマトであり、よく丸齧りしている。 朝食はトマト２個と牛乳以外口にしない。 貧乏人に対し容赦が無い一方で、子供にだけは非常に優しい一面を見せる。 大人が貧乏なのは本人の責任であり、同情の余地など一切無いと唾を吐き捨てる一方で、 子供に対しては貧しく生まれついたのは本人の責は無いと持っている現金を全て渡す事もしばしば。 クリシュナ社が生み出す利益のうち少なくない金額がアルマスの経営する孤児院の運営費となっている。 孤児院の子供たちはアルマスを単なる裕福な宝石商としか知らないし、アルマス本人も知る必要は無いと思っている。 若くして世界有数の宝石商となったアルマスの背後にはロシアン･マフィアの存在が大きい。 ダイヤモンドなどをロシアン・マフィアに資金提供する事で、強力な後ろ盾を得たアルマスは宝石の輝きと共に裏社会に席を連ねる事になる。 モルフェウスのピュアブリードであり、かつその能力はダイヤモンドを作り出す事に特化している。 石墨から同質量のダイヤモンドに錬成する事が出来る特異なオーヴァードである。 アルマスの生み出すダイヤモンドは高品質で高い価値を持つ。 表向きはクリシュナ社の所有するメキシコの鉱床から採掘された事になっているが、実際はアルマスの生み出すダイヤモンドの偽装産地である。 生れつきのオーヴァードであり、幼少の頃から宝石に関して天性の洞察眼を発揮していた。 ある日、アルマスは自身がオーヴァードである事に気付く。 その能力を独学で研磨する過程である資金調達を行うエージェントとしてＦＨセルに加入する事となる。 が、加入して数年後、アルマスは『飽きた』と良いほかのセルを金で雇い、自身の所属するセルを壊滅に追い込む。 その後ＦＨを離脱、クリシュナを立ち上げる。 現在は特定の組織には肩入れせず、裏社会で資金提供を行う組織として成長を続けている。 オーヴァードとしての戦闘能力はさほどでもないが、財力にモノを言わせた潤沢な装備と情報操作能力を武器にしている。 高品質の銃器を惜しげもなく使い潰す事でアルマス本人が鉄火場に立つ事も多い。

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