タグ： 入れ替わり卓

都会生まれだが、ある大学の農学部に通う大学生。植物系の学科に属しており、花言葉などもそれなりに嗜む。 いつごろからか不明だが「植物を少しだけ操れる能力」を自覚し、進路選択にはそれが影響している。 幼少期経験したことに加え、自身が奇妙な力を持っていることに負い目を感じており、 誰かを好きになったり、恋をしたりすることに無意識で消極的になっている。 普通に女の子をかわいいと思うし、年相応にドギマギはするものの、恋という感情に結び付くまでは至らない。 その精神状態で誰かと付き合うことに対し「とても失礼だ」と半ば強迫観念じみた念が生まれてしまうため、 たまに告白されてもやんわりと断ってしまう。ちなみに「なんで断ったんだボクの阿呆！！」と頭を抱えるまでがワンセット。 大抵の人とすぐに仲良くなれるうえに、言葉足らずでも相手に物事が伝わることが多いが、本人はこれが能力によるものだとは自覚していない。 ※能力についての補足 ベースは深緑さん。導きの華で達成値を増やし、後半では要の陣形を混ぜて狂戦士で補助するスタイル。 盾役が不在のため、癒しの水は取得していない。戦闘終了後に響きそうで怖い。 代わりに万が一のために妖精の手を取得。判定を要求するエフェクトを持たないため、コンセントレイトは不要と判断して除外している。 戦闘での役立ち度がいまいちわからないため、情報収集用にイージーをいくつか取った。 戦闘での暴走を防ぐため、意志に+4している 戦闘でのイメージは伸びてきた蔦が足場になったり盾になったりしつつ、咲いた花の花粉が狂戦士のエフェクトを有していたりする感じ。 妙にフラアリーでフローラル。咲く花は色々。紫色のクロッカスや同色のヒヤシンス、ガーベラやトルコキキョウ、グロリオサなどが咲く。 なお咲く花に統一性はないように見えるが、全て花言葉が恋や愛に関連するものである。 この法則は彼自身の意識に依存するもののため、他者と入れ替わった際には消失し、ただ花を咲かせる能力となる。 かつては悲恋を匂わせる花ばかりが咲いていたが、全てを思い出したことによって前向きな花を咲かせるようになった。 名前は「立花瀧」という名前のアレンジ。『立花→橘⇔桜→三倉』『瀧→流れる水⇔留まる水→泉→伊澄』 ※ 少女は、花が好きだった。だから少年はいつだって、彼女に花を届け続けた。 少女は、花が好きだった。だから少年は誓った。 「この部屋いっぱいの花を見せてあげる。枯れない花を見せてあげるから 　だから－－－待っていて」 少年が誓った約束は、叶わなかった。 「この花を見せてあげれば、喜んでくれるかな？」 名も知らぬ純白の花を持っていこうとしたとき、不思議な力を手に入れた。 いくらでも花を咲かせることのできる不思議なチカラ。 「これならあの子を喜ばせてあげられる！」 喜ぶ少年は少女のいるはずの部屋へ向かい、そこで見た。 彼の持つ名も知らぬ花と同じ、真っ白な部屋を。 だれも居なくなった、病室を。 少年は、間に合わなかった。 こんな力は、無意味だった。

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