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御狐神双熾の元主人で、白鬼院凜々蝶の婚約者。 2号室の入居者だが、放浪癖があるため妖館にはあまり居ない。 いかなる時でも仮面（ドミノマスク）をはずさない変人。 その格好もさることながら、初登場時の「久しぶりだな、我が肉便器たちよ！」から始まり「M奴隷」「家畜」「性玩具」など放送禁止用語を連発する危険人物。 「人は必ずSかMかに分かれている」を信条とし、一目で相手がSかMかを見分け、その度合いまではかることができる。 SM分別の対象は人間だけにとどまらず、窓ガラスやテーブル、マネキンなど身の周りの無機物にもおよび、その都度対象にアウトな言葉を投げかけている。 たびたび日本各地へ旅行に出ているが、淋しくなると妖館に帰ってくる。 帰省の度にお土産を欠かさず皆に配るが、なぜか毎回名産品とは関係のないSMグッズを持ちかえる（但し、SSのカルタには食料品も持ち帰っている様子）。 凜々蝶との手紙の一件後通信講座で字を練習したり、カルタのお見舞い品の千羽鶴を全て一人で折ってくるなど健気で優しい一面もある。

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