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１０歳離れた妹がいる。妹の名は琴鈴（コトリ）。 父親はコトリが２歳の頃に他界。その後母親によって育てられる。 幼少より、母親が家計を支えるために多忙であったことから、妹の世話をすることが日常になっていった。 ヒダカが高校に入る頃、家計の厳しさのこともあり、母親は再婚を決意。同棲生活が始まる。 事件は、ヒダカが１８歳の高校三年生の頃に起きた。 家計を心配していたヒダカは部活動には所属せず、日々をアルバイトに費やしていた。 その日はちょうどアルバイトも休みで、まっすぐ自宅に帰宅していた。 帰宅時刻は、午後６時頃。 玄関に入ったヒダカに聞こえたのは、妹の途切れ途切れの泣き声と殴打音だった。 現場に駆け寄ると、そこには当時８歳の妹を強姦する父親代わりの男の姿があった。 その傍らには頭と下腹部から血を流して動かなくなった母親の姿があった。 ヒダカは妹を守らなければならないと思った。 ヒダカは生まれて初めて憎悪の感情を知った。 台所に行き、手にした包丁で男を刺殺した。 母親は、強く頭部を殴打されたことによる脳出血で死亡した。 男は過去にも女性に対する性的暴行事件を起こした前科をいくつか持っていた。 そのいずれの事件も、その行為が女児から成人女性までに及び、「ちょうどいい広さの膣を捜してただけだ」という証言からもその異常性が見られるとされ、措置入院と仮釈放を繰り返していたという。 事件は男の異常性や常習性もあり、正当防衛が認められヒダカは３ヶ月の留置だけで済んだ。 妹はそれ以来、兄以外の男性との接触を拒絶し始めた。 事件から３年が経ち、ヒダカはあのような異常犯罪者を野放しにする現代の法治体制に憎悪した。 そして世の中の悪にこれ以上妹が傷つけられるのは赦せないと感じ、妹を守る力として法を学ぶことを決意した。 法を知ることは、法の抜け道を知ることにつながると考えた。 ヒダカは法の抜け道を是正することよりも、その抜け道を辿るであろう犯罪者を察知することを重視した。 現在の家庭状況は、父方の叔母が二人の保護者となっている。 的場はこの父方の姓である。 叔母の的場つぐみは生活費の援助を賄っており、普段は赴任先に暮らしているため家にはヒダカとコトリの二人だけである。 コトリはそのトラウマや、兄に育てられてきたことが多いこともあってか兄に対し異常なほどに依存している。 ヒダカは妹がこの世の全てよりも大切であると考えており、その行動理念は常に妹の安穏優先である。 妹のコトリはその男性恐怖症から小学校に通えず、周囲との相談の結果、自宅では通信教育により学面を補い、地域のガールスカウトに所属して他人とのコミュニケーション能力を補う形におさまった。 ◆取得技能について◆ 法律（６５）　・・・　大学で学んだ知識。 心理学（７７）　・・・　犯罪心理学等の知識が必要と感じ、大学で学んだ。 言いくるめ（６８）　・・・　世の中の大人や悪人の口車に乗るまいと、人を疑い続けた結果身についた。 説得（５８）　・・・　物事に正当性を求める性格ゆえ、説明事や説得が上手い。 図書館（６７）　・・・　勉学の賜物。 製作・料理（６０）　・・・　たったひとりの家族を世話するために身についた。基本的に家事全般は得意。 目星（６０）　・・・　妹の異変にいち早く気づいたり、妹の周囲に怪しい人物がいないか目を光らせたり、妹の要望にいち早く応えたり、妹を第一に想って行動してきた結果身についた。 ◆踏破シナリオ◆ ◇ラズベリージャム 赤の女王（ニャル様）に殺されたはずの妹を生き返らせた。 今後は超自然的な事象からも妹を守るため、オカルトの分野にも視野を広げようとする。 ◇プレゼントBOX 妹と一緒に異空間（ドリームランド）に閉じ込められた。謎をといて無事生還。ちょっと恥ずかしい捨てセリフをはいた。 ◇その力はいけない さて、妹と買い物に行こう 犬嫌い。

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